海のある田舎暮らしに乾杯
「海のある田舎暮らしに乾杯」では、田舎暮らしならではの海の楽しみ方を紹介します。
訪れて頂いた皆様に少しでも楽しんで頂けたり、参考にして頂ければ幸いです。
「なんで海?」「海そんなに面白い?」などとよく聞かれます。
自分自身は、理屈抜きで単純に海を楽しんでいるので答えに窮してしまいます。
海好きのルーツは子供の頃にさかのぼります。子供の頃から海は身近にありました。
海が近かったせいもありますが、夏休みになると友達と毎日のように海へ行って遊びました。
水中メガネにヤス。これが夏休みの定番スタイルでした。
海底を見ると、ワクワクしました。メゴチ、キュウセン、コダイなど小魚がウジャウジャ泳いでいます。
ヤスで一生懸命突いて家に持って帰りました。
新鮮な魚に両親は喜び、海での魚採りの話を楽しそうに聞いてくれました。
自分も魚突きの武勇伝を得意になってしゃべっていました。
あまり他のことで誉められることがありませんでしたので、両親からほめられると、
うれしかった。
母親はこれらの魚を一匹残さず焼き魚や煮魚にしてくれました。
そして、魚達は我が家のおいしい晩御飯になりました。特に、父親の晩酌のおかずに
一番大きい魚が出されたりしました。父親はそれを肴にビールをうまそうに飲み、
冷や酒を飲んで上機嫌でした。
海の魚たちは我が家を幸せにしてくれました。
この方程式は、中学生になっても高校生になっても変わりませんでした。
この頃には、リール釣りで海釣りをしたり、少々水深のある海にも平気で潜り
サザエやアワビを採り、タコを突いていました。
もちろん、家族で美味しく食べました。釣りたてのチヌの刺身、サザエの壺焼き、アワビの刺身、
タコの天ぷら等。大ご馳走に舌鼓を打ちます。海に行くと最高に楽しかったです。
そして心身ともに最高にリフレッシュしました。
高校生くらいになると、友人とキャンプを楽しみました。砂浜にテントを張り、
無人島漂流者のように殆どのものを海で調達したり。釣ってきた魚を焼き、貝を焼き、
ご飯を炊いて食べました。
箸も流木で手作りでした。不便さがたまらなく楽しくてしかたありません。
夜には火を囲み、楽しい語らいに興奮して寝られません。潮風も波の音も心地よかったです。
大人になった今もそんなルーツが続いています。今や海は自分の一部になっています。
そして、自分の新たな家族にも引き継がれています。
家内や子供達は、四季折々に海で採れる新鮮な魚介類を心待ちにしています。
小さい時から、活きのいい魚を食べて来たので海の魚にはことの他うるさいです。
家族を海釣りにも同行します。子供達は釣って帰った魚は見事に料理しそして平らげます。
こうやって、喜んでくれる家族がいるから海釣りは楽しい。
そして、みんなでおいしい海の幸をとことん食べ尽くします。家族の笑顔を見ながら。
かつて父親がしたように海の幸で酒を飲みます。この酒は格別の味がします。みんなで感謝の
乾杯をします。
「海の幸に乾杯!」「海のある田舎暮らしに乾杯!」と。
こんな海のある田舎暮らしの楽しみがまだまだ続きます。

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