石焼き調理
サバイバルキャンプでは、フライパン代わりに「石焼き」を調理に使います。
いったん焼いた石は、少々水をかけてもすぐ蒸発してしまい、なかなか冷えないので
調理にもってこいです。
石には、このように冷めにくい性質があるますので、調理道具の一つとして
活用されてきました。
我が家のキャンプでは、無人島でサバイバル風のキャンプをするので、
魚を釣り、小磯で貝を拾い、調理をこの焼き石を利用しておこないます。
したがって、サバイバルキャンプの基本は焚き火がおこせることが第一となります。
焚き火のおこし方の基本を知らないと、結構難しいです。
焚き火をおこしたら、平らな面を持つ手頃な大きさの石を拾って来て、その石の芯まで
熱が伝わるように焼きます。
石が焼けると焚き火から石を取り出します。その上にさばいた魚や貝をのせて焼いて食べます。
焼けた石は、フライパンなどと較べてかなりの厚みがあります。
このために熱が柔らかく均質であるばかりか、遠赤外線効果も加わり
ますので、焼かれた魚や貝は鉄板類で焼いたものより数段旨いことは
間違いありません。
魚や貝が焼けると、持参した味噌を土手状に盛って魚や貝の汁を逃がさないように取り込みます。
野菜を加えさらに焼き上がった食材は香ばしい香りを漂わせます。
我が家のサバイバル料理の一つです。
石焼き調理の食材は、そのほとんどをキャンプ地の小磯で調達します。
干潮時に見せる小磯には、驚くべき数の生物が生息し、その中には私たちが
食べれるものがいくらでも見つけだせます。
たとえば、貝類ひとつ例にとっても、この小磯に生息し、
かつ食べれるものとして、トコブシ、ミミガイ類をはじめ、カラマツガイ、マツバガイ
ヨメガカサガイ、アミガサガイ、アオガイ、クボガイ、
バテイラ、イガイ、マガキ、ケガキ、イシマテガイ、タマキビ類、ガンガラ類等々、
何年かキャンプで小磯の食材探しをすれば、たくさんの種類を覚えます。
潮の引いた砂浜では、アサリ、ハマグリ、バカガイ、マテガイ、アゲマキガイ、
オオノガイ等々の二枚貝が採れます。
また、干潮時の潮だまりでは、水面に揺れる海藻のきわをすくえば、
モエビ、テッポウエビなどの小型のエビが採れます。
このように、小磯はまさに天然食材の宝庫です。
まだいます。ムラサキウニ、バフンウニ、大小さまざまなヤドカリから子ダコも採れます。
そしてまた、この小磯の波打ち際一帯には、食材としての海藻が採れます。
海藻群のほとんどは、岩礁に着床して生長するため、アサクサノリ、アオノリ、また、アオサ、
ハバノリ、オゴノリなどの小型のものは岸近くに生息しているのですぐ採れます。
ワカメ、カジメ、アラメなどの大型のものは深いところに生育しますから、
岸からは採取できませんが、岸辺に流れ着いたものを拾えば大丈夫です。
こうして、小磯で食材で調達し石焼き調理を楽しみます。

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