マイボートで初出漁
五月晴れの穏やかな早朝、マイボートの「シーガル号」で初出漁しました。
マイボートを持てるとは思わなかったのに、釣り仲間のお陰で手に入れることができました。
いろいろありましたが、試運転も「船検」も無事に終えることができました。
後は外港への初出漁を待つのみです。そして、その日がやって来ました。
早朝から家内におにぎりや卵焼きなど弁当を作ってもらいました。
前夜から興奮して寝付かれませんでした。
まるで遠足に行く小学生のようでした。家内もそんな私に苦笑するばかりです。
同行者は、今までボートの修理を手伝ってくれたケイ君。
彼は血液の検査技師であるりますが、「漁師が本業」と言い切る 根っからの釣り好きです。
彼は、りっぱな船をすでに持っています。
私と同じ主義で旬の食べたい魚しか狙いません
料理は実に上手です。
そして、酒豪でもあります。彼も前夜は寝付気が悪く、いつもより多めのお酒を飲んだそうです。
午前5時、家を出て、ボートの係留場まで15分。道中の車の二人は、ハイテンションです。
「今日はようけ釣るでエー」、「大安吉日、大漁間違いなし!」などとはしゃぎながら。
係留場に到着すると、車のトランクからビールやお茶が入ったクーラーを降ろします。
係留場は、材木問屋に勤める友人のはからいで、浮き桟橋の一部を使わせてもらっています。
釣り道具はすでに船の中に用意してあり、燃料も前日に40リットルタンクを満タンにしました。
船外機用オイルを混合して。
準備は完了です。エンジンを駆けると、快調な音と排気ガスを出し、冷却水は勢いよく
はき出されます。係留ロープを外します。
船外機のギヤをバックに入れ、後進しながら浮き桟橋を離れます。
前進にギヤチェンジし、港内を微速前進です。順調な滑り出しに満足の笑み。
そして、途中、港の釣り道具屋のエサを求めて岸に着けます。
石の階段を登りエサを買いに店に入ります。生きたエビとゴカイ、コマセのジャミエビも買います。
再び外港に向けて出発。
内港から外港へ「シーガル号」は順調に進路を進みます。
船長の私は操船経験が浅い為、、緊張しっぱなしです。
外港に出ると、航路には大型タンカー、フェリー、漁船にヨットと
航行する船の数は想像以上に多く、大きな船が通った後は大きなうねりを受けました。
「シーガル号」は木の葉のように揺れ緊張が増します。
それでも、航路を外れるころには航行する船数もグッと少なくなり、ちょっと落ち着いて
運転できるようになりました。
少しスピードを上げてみました。エンジンはなお快調な音をたてています。
思っていたよりもスピードが出るのに驚いています。
水上スキーが出来るのではと思うくらいのスピードが出ています。
私はすっかり満足でした。初めての外港で、マイボートを操船しながら感慨無量でした。
寒風吹きすさぶ頃からボート修理をやって来ました。
寒い砂浜は、想像以上に疲労度が激しかったです。
そんな作業の一コマ一コマが思い出され、短期間でここまでよく出来たものだと
感慨がひとしおでした。
多くの人の協力があってればこそと感謝の思いも湧いてきました
特にFRPボートの修理に欠かせない技術を教えてくれた
造船所のご主人には本当にお世話になりました。
いろんな思いと感謝を込めて持参のビールで乾杯です。
「ありがとう。みんな。」

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